2021.Vol.03
在宅ワークの最適解- コーナーオフィス、フュージョン家具、ガーデンオフィス
Optimal solution for telework- corner office, fusion furniture and garden office
2020年に突然、想定外に在宅ワークをすることになった人は大勢いる。しかし、2021年に在宅ワークをすることは、もう想定外のことではない。世界が一変し、生活もそれに適応させていく。インテリアデザインも同様だ。各々の環境を考慮にいれて、インテリアを在宅ワークの最適解へと導きだそう。
自宅の一角に、仕事に集中できるスペースを確保する。十分なスペースが取れないこともあるだろうが、最大公約数を目指す場合もある。例えば、リビングスペースのコーナーソファの陰にそのスペースを設置する。あるいは、寝室にパーティションを立て、デスクスペースを間仕切る。パーティションに観葉植物を飾れば、気持ち的にもベッドスペースとの完全な分離を促せる。
コーナーソファの裏に落ち着けるワークスペースを備えて。@Furniture And Choice
DIYでグリーンパーティションを制作することも。@Furniture And Choice
また、トランスフォーム家具とも言える「フュージョン家具」で在宅ワークの環境を整える方法もある。ベッドからデスクへ、デスクからベッドへ、あっという間に変身してくれる。このソリューションの素晴らしい点は、省スペースで2つの環境が実現できるという点だ。一瞬で仕事とプライベートの切り替えが完全にできる点も評価に値する。
ワンアクションでデスクからベッドへ、文字通り「デスクベッド」だ。@ハーフェレ
数秒で簡単にダブルベッドがワーキングデスクまたはダイニングテーブルに変身。デスクは大きいので複数人での使用も可能。ベッドリネンはテーブルの中に簡単に隠れるので、余分な収納スペースは必要ない。@Pepper Sq Ltd
そして、最高の在宅ワーク環境とは?と問われたとき、「ガーデンオフィス」をその理想とする人も多いだろう。庭の緑が見える自宅の敷地内に別のオフィスを構えるのは究極の在宅ワーク環境とも言えるのかもしれない。しかし、それはもはや「在宅ワーク」というより、最接近の「職住近接」と言うべきなのかもしれないが。
サイズ、目的、予算に合わせてカスタマイズ可能な4種類のデザインのガーデンハウス。@Green Retreats