2020.Vol.02

私を月へ連れてって―銀河系リビングのトレンド

Fly Me To The Moon – Galactic living trends

月への旅は、地球の見方を永遠に変えてしまった。高いところから見ると、私たちの地球は無限に広がる宇宙にぽつんと浮かぶ青い球体だ。けれども、地上にいると不可能なものなど何もないように感じられる。

アポロ11号が打ち上げられた1969年7月16日以降、フューチャリズム(未来派)はデザインの題材でもあり続けている。アポロ計画から50年が過ぎた昨今、それが再び注目を集めている。地球、月、星へのトリビュートは、逐語的にも比喩的にも言及されている。極めて優美なガラス製の家具やサイドボード、すらりとしたフレームに浮かんでいるようなソファは無重力を連想させる。発光する球体と銀河のようなラグは、空の月や星をリビングに連れてくる。ダーク系カラー、メタリックのアクセントと磨き上げられた表面のあるそこには、わずかな神秘主義も感じられる。その一方で、モノクロカラーが部屋に無限の広がりを与えてくれる。

青、グレー、白はすべて、宇宙をはっきりと意識した色であり、望遠鏡などの小物が最後の仕上げになっている©shutterstock

月の表面を思わせるグレーの壁と、そこにぴったりのアート作品で、月を繊細に表している。©shutterstock

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