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2018.Vol.09

金属を組み合わせる、
新たなオープンプラン・キッチン

Mixing metals, The new open-plan kitchens

金、銀、銅はここ数年、キッチン・備え付け家具において根強いトレンドになっている。真鍮がパイオニアであり、ローズゴールドの合金がその後に続いた。それらの金属素材は、花瓶や装飾置物、家具、ランプシェードなどのアクセントとして用いられ、トレンド・ライフスタイルとして昨今注目されているデンマークの「ヒュッゲ」においても、金属素材は重要な要素とみなされている。

金や青銅は、荒削りの木材や天然石などのマットで自然な面材と組み合わされ、柔らかなパステル調のインテリアとのコントラストをもたらす。ヒュッゲでは、金属同士がどうのように巧みに組み合わされるのかも見せてくれる。例えば置物はひとつのまとまりとして配置され、金属は家具のディテールとして、または細いフレームとして使われる。

異なる金属同士を使ってはいけないという社会的通念はもはや真実ではなくなっている。それは、金や青銅が冷たさと温かさの対比を銀にもたらし、それらが正しくバランスが取れた時は、常にエレガントに見えるということが証明している。

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金属を組み合わせて使う時、それらがうまく配置されると素晴らしいアクセントとなる。©shutterstock

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