top of page

2017.Vol.03

フレキシブルなリビングスペース
- 間仕切りの復活

Flexible living space

– room dividers are back

ハーフェレの引戸用金具により簡単、スピーディーな間仕切りの配置が可能だ。© Häfele

広いオープンスペースを多く持つオープンコンセプトの暮らし方は現在大人気だが、それは自分専用の部屋が必要な若者たちだけに限らない。ときに成熟した大人たちにとっても引きこもるためのプライベートな空間が必要だ。もし部屋を分ける必要がある場合は、重厚なカーテンや両側開放棚が実用性とエレガントさを兼ね備えたソリューションを提供してくれる。
例えば、コストと手間のかかるリノベーションなしにダイニングとリビングスペースの間にそれぞれを見通せる間仕切りを置くことも可能だ。

両側開放型の棚ユニットが、実用性とエレガントさを兼ね備えたリビングスペースの間仕切りを創り出す。© salone del mobile/FRAU

限られたスペースでは、移動式の本棚が理想的な間仕切りとなる。 © Shutterstock

今年の「immケルン国際家具見本市」でセバスチャン・ヘルクナーが手がけたプロジェクト展示 “Das Haus”では、重厚なファブリックパネルと 装飾的なビーズをあしらったカーテンが異なるリビング空間を明確に区別するために使われていた。© imm cologne

bottom of page